開業時の保健所チェックについて
飲食店を開業してそこから収入を得るつもりでいる際には、一度保健所のチェックを受けて問題がないかどうか判断する必要があります。
保健所のチェックでは必要な機材が全て揃っているか・衛生面で問題がないか・調理場に手洗いと洗浄液があるかといった所を確認されますし、戸棚がついているかどうかも調べられるので連絡を入れる前に飲食店内の状態をチェックしましょう。
また調理場に扉が取り付けられているかどうかも確認されますから、このような点も忘れないようにして下さい。
基本的に新築の飲食店を建設する際には業者側はこのような店を考慮して施設を作り出すので、後々で足りない部分があったといった事態が起きることはないです。
気を付けなくてはいけない点は居抜きで借りる時であり、基準を満たしていないことが多いので保健所の指示に従って改修工事を行ってもらうことになります。
許可書の受け取りに関して
保健所のチェックを受けて無事合格した際には営業を行う際に必要となる許可書を受け取ることになるので、事前に印鑑を用意します。
調査を終えて3日後から1週間の間までに許可書が作り出されるので、保健所にまで行って手に入れることは大切です。
更に飲食店営業許可には機関が定められており、5年から8年程度の月日が流れた際には再度保健所の方に手続きを行います。
期間満了後1ヶ月以内に再度手続きを行わないでいると無許可営業とみなされるようになり、食品衛生法違反となるので法律面での問題が起きます。
万が一食品衛生法違反とみなされると2年間許可の申請が不可能となり、再度お店を経営するのが難しくなるのです。
くれぐれもこのような自体を引き起こさないようにする為にも、支出表などから年月を計算して手続きを行い準備を整えるようにします。
こうした手続きに関する注意は保健所が教えてくれるようになっていますから、聞き逃してしまうといったことはないです。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。