塾の開業について
今では学校以外にも塾を利用して積極的に勉強を行うことは基本となっているので、開業を始めて収入を得ることは珍しくなくなりました。
塾を開業する為に必要な資金は規模と用意する道具の数によって異なりますが、平均するとここまでに使う金額は300万円前後なので一般的なお店と同じくらいです。
教室を借りた際の費用・椅子やホワイトボードなどの備品代・コピー機などの電化製品といったものの価格を合計した金額が開業費用となるので、これらを支払えるよう準備を整えて下さい。
備品といった道具は中古品などを購入することで負担を大幅に軽減出来るようになり、開業に使う金額を減らせます。
出来るだけお金を使った方が良いのは教室で、単純に広い所程生徒を募集しやすくなり収益が上がりますから、このような点を意識して塾を開業しましょう。
宣伝費などに関して
無事教室を借りられて必要な道具も買い揃えた後は講師陣を募集するようにし、何時でも指導を行える状態にしなくてはいけません。
その際にはチラシなどを使って求人票を作り出来るだけ色々な講師陣をスタッフとして迎える必要があるので、宣伝費の方も工面する必要があります。
宣伝費は100万円程度の費用を要しますが今では求人サイトに登録することで効率良く募集することが可能となっている為、こちらの方法を用いることでもスタッフを雇えるのです。
無事スタッフを雇える準備を整えた後は当面の施設維持費の方も用意するようにし、万全の状態に整える必要があります。
基本的に塾は開業してから半年程度経過しなければ収入は得られませんので、この期間の間まで運営し続けられる金額を用意するのは基本です。
施設維持費やスタッフに支払う給与などを合計すると必要な資金は600万円程度となるので、融資を受ける際にはこちらの金額を目安にします。
余裕がある時はこうした金額以上の予算を手に入れるのも良いので、出来るだけお金を集めるようにします。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。