開業する前の領収書について
正式に開業する際には設備や機材を購入する為にある程度お金を使うのが一般的となっていますが、その時に手に入れる領収書は大切に保管しておきましょう。
機材などを購入する際に使った費用も実は経費として見なされますから、こうした支出に関する証明が出来ない時は税金になるので注意しなくてはいけません。
また印鑑や名刺の作成・広告用チラシの作成・セミナーの参加といった活動を行う際にも費用が生じますが、これらも経費として認められる為負担を出来るだけ軽減出来るのです。
領収書を紛失すると後々で何らかの問題が引き起こされる可能性がありますから、厳重に管理出来る所に保管して下さい。
余程のことがない限り擦れて読めなくなるといった事態は起きませんが、ずっと財布などの中に入れると領収書が使用不可となるのでこの点もきちんと考えておきます。
開業した後の管理について
無事開業を行い領収書の管理を終えた後は、引き続き支出表などの管理を行う必要があるので注意します。
このような点に関して問題を抱いている時は一度税理士に連絡を入れるようにし、業務代行による支援を行うのが良いです。
業務代行による支援では契約者に代わって領収書の管理を行ってくれるようになっており、同時に税務署への報告も始めてもらえるので安心して全てを任せられます。
支出に関する報告が出来ないでいる時は税務署から調査される可能性がありますから、このような事態を招かないようにする為にも手続きを行うことは基本です。
税務署側は支出に関する詳細の説明を受けることで信頼性のある会社だと判断してくれますし、同時に調査を行わなくても良いと思ってもらえる為、このような利点による恩恵を受ける為にも連絡を怠ってはいけないのです。
税理士はこうした業務の代行以外にも会社経営の問題点も指摘するので、こうした支援を受けて企業の問題点を改善することも可能です。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。